当社グループでは、環境問題に対応するため、また海外進出にあたり各国の気候や風土、生活習慣、法律等に適応したより良い家作りのため、技術研究に取り組んでいます。
IGパーフェクトエコハウス
大阪市立大学と共同で、従来にない人工光合成技術を搭載した実験棟「IGパーフェクトエコハウス」の実証実験を開始します。
IGパーフェクトエコハウスの技術が完成すれば、エネルギーの自給自足が可能な住宅、二酸化炭素を活用する住宅が実現され、住宅業界の最先端を行くことになります。
人工光合成
温室効果ガスによる地球環境汚染という重大な問題の解決が求められおり、特に二酸化炭素については、地球規模で削減目標が定められています。私たち人類の力によって、植物が行う光合成のように二酸化炭素から有用な物質を作る技術を開発することができれば、二酸化炭素の排出抑制・二酸化炭素を活用したエネルギーの創出が可能になります。
家庭の消費電力の全てを賄うことができる技術を開発することが実現できれば、環境にきわめて優しい未来住宅が実現できると考えています。
「人工光合成技術」の完成を目指し、低環境負荷型水素エネルギー社会に貢献いたします。
ペロブスカイト太陽電池
ペロブスカイト太陽電池は、軽くて薄く、曲げられる日本発の次世代太陽電池です。少ない光でも発電できるため、これまで設置が難しかった場所や新たな用途での活用が期待されています。脱炭素社会の実現に貢献する技術として注目を集めています。
当社はペロブスカイト太陽電池を国際的なイベント会場や戸建住宅、屋内外など様々な場所に設置し、環境の違いによる発電特性や耐久性を確認する実証実験を行っています。この実験は、将来的な当社商品への搭載に向けた取り組みの一環です。
IGストロングCB工法
東南アジアをはじめとする高温多湿地域での住宅事業展開にあたり、CB(コンクリートブロック)を用いた工法を開発しました。
CBは、高温多湿に対して耐久力があり、また製造が容易で安価という特徴があり、東南アジア地域では広く用いられています。
しかし、従来のCB工法は、一定の品質を確保しようとすると熟練の技術が必要であるうえ、鉄筋補強がない場合は揺れに弱く、地震や台風が頻発する同地域では、被害を拡大させる一因となっていました。
そこで、これらの課題を解決するため、当社では以下の3点を開発・採用しました。
その結果、嵌合が無い一般的なCB壁と比較し、壁の面外方向の力に対して約3倍の構造耐力を実現し、実大振動実験(※2)において、IGストロング工法の耐震性・安全性を確認しています。また、熟練の技術者でなくても高い品質を確保できるよう、施工の容易化を実現しました。
- ※1 日本、米国にて特許取得済、他7ヶ国で特許出願中
- ※2 2017年8月8日、9日、国立研究開発法人土木研究所の振動実験施設(茨城県つくば市)にて実施。“熊本地震(益城町観測波)”の約1.2倍の振動台応答が得られる等、試験体建物に計測震度6~7クラスの地震動が連続して入力された(振動台の性能範囲内で実施)。
蒸暑地域向け木造住宅
東南アジアをはじめとする高温多湿な蒸暑地域に適した木造住宅の実現を目指し、国内外の大学や企業等と連携した共同研究を行っています。蒸暑地域でも有効な防腐防蟻対策、現地木材を活用した木質材料開発、住宅の温湿度測定及びシミュレーション等に取り組み、現地の気候・材料・文化を尊重した高品質な木造住宅建築を目指して研究を進めています。
AI技術を活用した生産性向上への挑戦
AIを活用した業務支援基盤の研究・開発を進めています。
社内に蓄積された技術情報や業務ノウハウを活用し、情報検索や確認作業の効率化を推進するとともに、ベテラン社員の知見を組織全体で共有することで、必要な情報に迅速にアクセスできる環境づくりに取り組んでいます。
AIを活用した業務プロセスの高度化を通じて、生産性向上と業務品質の向上を目指しています。



