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トップコミットメント

Top Commitment

飯田グループは2013年の設立以来、「誰もがあたり前に家を持てる社会」の実現という事業コンセプトに基づき、安全・快適・健康に暮らせる住環境をお客様に提供してきました。この「誰もがあたり前に」というコンセプトは、持続可能な社会を実現する上でも極めて重要であると考えています。高い品質の商品・サービスを誰もがあたり前に手に入れられるようにすること、すなわち、品質向上や環境対策に必要なコスト負担と、誰もが享受できる値ごろ感を両立させることが当社グループの重点テーマとなります。生活の豊かさを支える住環境への不安を取り除くことは、人生の精神的なゆとりにつながり、これからのサステナブルな社会の実現に向けて、飯田グループが最も貢献できる社会課題だからです。これからも住宅業界のリーディングカンパニーとして、社会課題解決への貢献と当社グループの成長の両立を実現していきます。

近年、新型コロナ感染症の拡大や自然災害など、私たちの生活を脅かす不安な出来事に直面する機会が増え、改めて生活基盤の礎となる住環境の大切さが注目されています。耐震性や環境性能といった住宅機能、災害リスクが低い立地へのニーズの高まりなど、これからの時代に求められる住宅はより高品質であり好立地になっていくと予測されます。しかしながらそのために購入価格が上昇してしまっては、誰もがあたり前に家を持てなくなってしまいます。まさに、飯田グループが取り組んでいかなければならない社会課題は本業において成果を出すことであり、解決に向けたゴールに最も近い道のりでもあります。そのために、飯田グループはグループ内の規格化、品質管理の標準化を推進し、建設コストの圧縮と好立地の確保を今以上に磨いて、これからも好価格な住宅供給を続けていきます。

また、森林資源の保有と木材の活用サイクルを一元的に取り組むことで、温室効果ガスの排出と吸収のバランスを保ち、カーボンニュートラル社会の実現を目指します。自社保有の森林では樹齢に応じた伐採計画の策定、伐採後の木材を利用した戸建住宅、マンション、オフィスビルなどの建設を通じてCO2排出量を固定化し、さらなる環境負荷低減に向けた取り組みを進めています。

これらの企業活動の原動力として、今以上に人財マネジメントが重要になります。飯田グループは「社員が挑戦でき、働き甲斐のある、生き生きとした魅力的な職場」の実現を経営方針に掲げています。社員が成長し能力を発揮できる環境づくり、多様な働き方を支える取組みを推進するために、職場環境の向上もマテリアリティに特定し、多様な人財を組織として最大限に活かす人的資本経営を進めてまいります。

飯田グループが取り組むサステナブルな社会の実現に向けた経営戦略は、自社の成長、社員の意識改革を促進し、すべてのステークホルダーのみなさまとの対話を大切にしながら進めていく、社会的な課題の解決へ向けた歩みです。ぜひご期待ください。

飯田グループホールディングス株式会社
サステナビリティ推進委員会 委員長

代表取締役社長 兼井雅史