デザインで描きだす
明るい未来の
社会と住空間

ジーク株式会社

児玉 憲一

児玉 憲一

――一級建築士、一級建築施工管理技士として、名だたる商業・展示施設やイベント会場の企画・設計・施工を手がけてこられましたが、今回のパビリオンにはどのように関わられていますか?

今回は、館内の展示施設の設計施工を担当させていただきました。脱炭素社会に向けた新エネルギーによる、健康的で快適な「未来型住宅」や「まちづくり」を支える技術研究などを、来館者の方々にわかりやすくお伝えできるよう、関係者の皆さんと協力しながら進めています。飯田グループ様、大阪公立大学様が目指すサステナブル社会の実現に向けた取り組みを、西陣織を纏う「サステナブルメビウス」というすばらしいコンセプトでパビリオンの形に具現化された高松設計様に、深い敬意と感動を覚えています。このご縁に感謝し、私自身もこのプロジェクトに全力で取り組みたいと考えています。

―どのような点に苦労されましたか?

――万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」や、本パビリオンの展示コンセプト「ただいま/TADAIMA」にはどのような考えをお持ちですか?

万博のテーマは、私たちが将来にわたって取り組むべき地球規模の課題です。その解決方法として重要なのが、《デザイン》ではないでしょうか。私もこの分野に長年携わってきた経験から、このテーマに強く賛同しています。また、「ただいま/TADAIMA」というコンセプトは、人々の生活や人生の根幹、さらには未来につながる考え方を表現していると感じます。老若男女問わず、すべての人に理解される普遍的な言葉で表現されているのが素晴らしいですね。展示は、これらの想いが誰にでもスムーズに理解できるよう意識しました。「未来型住宅」や「まちづくり」を支える技術研究を、来館者に分かりやすく伝えるために内外の関係者との調整を行い、それを展示や建築内装工事にしっかりと反映させています。

――来館者にどのようなことを感じてほしいですか?

――来館者にどのようなことを感じてほしいですか?

個人的に私が気に入っているのは、西陣織の外装や巨大な未来都市のジオラマ、そして新エネルギーを支える「人工光合成技術」展示です。ご来館の皆さまには、研究展示の体験やスマートハウスを通して、未来の住空間や都市環境について体感していただきたいですね。新しい技術開発や研究の具現化によって、明るい未来への希望を感じてもらえる展示になっていると思います。